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キャリアストーリー
Career story
01
入社1年目
- ひと
- エピソード
- 戸惑いを振り払った先輩の言葉
- 文系出身なので、プログラミング未経験で入社しました。3カ月の研修でプログラミングを学んだけど、配属後は他の工程も担当しなければなりません。わからないことだらけで戸惑っていたら、先輩が「やりたいことを整理して、それをやればいい」と言ってくれたんです。もっとシンプルに考えて、本当にやりたいことは何なのか?を意識してみよう。それに気づいたら、目先のことに振り回されずに、先輩のフォローを受けながら順を追って仕事に取り組めるようになりました。
- こと
- エピソード
- 失敗から学んだ基本動作の大切さ
- 初めて製造から試験までを担当した時のことです。試験の時には問題なかったのに、後工程で他のプログラムに繋いだらエラーが起きました。原因は設計書の見落としで、私の単純なケアレスミスでした。あまり苦労しないでつくったプログラムが動いたので安心してしまい、基本的なルールを確認していなかったのです。少しずつ仕事に慣れてきて油断したかもしれません。それからはチェックやレビューを徹底して、ものづくりの基本動作を大切にしています。
- 人に恵まれた1年
- 周りの優しさを糧に
壁を乗り越えた
ITに関する知識や技術がないまま入社した私にとって、1年目の業務は何もかも初めてのことばかり。配属された当時は緊張の連続でした。業務に必要なスキルを学べたのは、上司や先輩の方々が私の素朴な疑問に、とても丁寧に答えてくれたからです。日頃から昼食に誘われるなど、先輩から話しかけてくれてうれしかったです。気軽に雑談しやすい雰囲気をつくってもらえたので、仕事でわからないことも聞きやすかったですね。就職活動中に交流した先輩社員が、みんな優しい方ばかりだったのが当社を選んだ理由の一つでした。この会社なら楽しく働けると感じたイメージの通り、周囲の人に恵まれたおかげで、SEとしてキャリアを重ねることを決心できました。
Career story
02
入社3年目
- ひと
- エピソード
- 指示待ちではなく主体的に取り組む
- 新規のシステムを担当した際に、PM(プロジェクトマネージャー)から仕事の進め方を見直すようにフィードバックを受けました。当時の私は指示されたタスクを期日までに仕上げるのが、自分の業務だと思っていました。私はまだ3年目でサブリーダーの経験もなく、チームはリーダーが兼任で不在気味だったので、私が指示を待たずに、主体的に取り組む必要があったのです。PMに指摘されて、自分の仕事として主体的に関わらねば、と改めて思いました。
- こと
- エピソード
- お客様の視点を意識する大切さ
- システムを利用する企業が、オプション選択に使う申込書のフォーマット作成を担当した時のことです。システム開発の視点で考えれば、企業が求めるオプションさえわかればいい。でも、申込書を企画部とレビューした時に、利用企業はオプションを並べただけでは選べないという意見が出ました。利用企業が実現したいことを明確にして、それを実現するためのオプションを提示するという筋道が必要なのです。システムを利用するお客様の視点を意識して開発することの重要性を知りました。
- 変化の大きかった1年
- 作業者から担当者として
大きく成長
会社の方針として、新人のうちは製造と試験を中心に、ものづくりの基本を習得します。私も入社からしばらくは、誰かが設計したシステムをつくって試験する仕事を担当していましたが、初めて自分が主体的にプロジェクトに関わる経験をしたのが3年目でした。単なる作業者ではなく、担当者として自分が何をすべきかを考えながら、周りに働きかけていく役割が求められていることに気づいたのです。責任が伴う一方で、日々のタスクを自分で整理し、調整できるようになるため、無理のないペースで取り組めるようになりました。誰かがやるだろうと思わないで、まず自分がやるという意識の切り替えが、大きな成長に繋がった、変化の激しい年でした。
Career story
03
入社6年目
- ひと
- エピソード
- リーダーとしてチームづくりに挑む
- 初めてリーダーを経験したのは、諸事情で開発のスタートが遅れ、通常は6カ月かかる期間を4カ月で完遂しなければならない厳しいプロジェクトです。さまざまな課題が発生しましたが、チームの雰囲気は悪化しませんでした。みんなが一丸となって前向きに取り組めたのは、上司やPMが遅延の原因を追求したりせず、励ましてくれたおかげだと思います。日常的なコミュニケーションが、より良いチームづくりに繋がっていることを実感しました。
- こと
- エピソード
- 成長する機会を奪ってはいけない
- リーダーとして初めてタスクを割り振る時に、自分にタスクを集中させてしまいました。その結果、メンバーをフォローしながら自分のタスクを進めるのが難しく、スケジュールが遅延してしまったのです。人に振るより「自分でやった方が早い」と考えてはいけませんでした。私が仕事を抱え込んでしまっては、メンバーが成長する機会を奪うことになります。後輩たちを育成するためにも、メンバーにできるだけ多くのタスクを任せるべきだったと深く反省しました。
- 見える世界が
広がった1年 - 求められるのは
チームとしての成果
初めてリーダーを経験して強く感じたのは、チームでプロジェクトに取り組むことの大切さです。リーダーに求められるのは自分自身の成果ではなく、チームの成果であることを理解しましたね。入社前からコミュニケーション力やチームワークの重要性については聞いていましたが、想像以上に大切な基礎だったのです。このプロジェクトのPMは判断が早く正確で仕事をどんどん前へ進めていくタイプで、とても参考になりました。連帯感を高めるには、指示するよりも一緒になって考える方がいいと学んだのも、その一つです。リーダーという立場になると、今までと全く違う景色が見えてきます。PMになったら、きっとまた別の新しい世界が広がるでしょう。
これからのキャリアに向けて
自社サービスの開発に
再チャレンジしたい
今後はさまざまな技術を身に付けて、それを強みにPMとしてプロジェクト全体を管理・推進していく方向に進みたいと考えています。そのうえで、入社3年目に担当しながら実現しなかった自社サービスの開発に再チャレンジしたいです。当社は自社サービスをお客様に提供したり、新しいシステムを受託して開発したり、一般的なシステム会社よりも幅広い仕事を経験することができると思います。プログラミングだけでなく開発の上流から下流まで、全ての工程から自分のやりたいことを選べるのも、当社ならではのメリットです。私自身も、プログラミングからデータベースやネットワークに興味が移っていきました。PMとしてマネジメントに進む人にも、スペシャリストとして技術を極めたい人にも、当社は最適な環境なのです。
Career story
01
入社1年目
- ひと
- エピソード
- 失敗しても多くを経験するべき時
- 入社後に配属された部署には面倒見のいい先輩が多く、自分も早く役に立てるようになりたいと思いました。でも、実際の現場では研修で学んだ知識だけでは思うように作業することができませんでした。そんな時先輩から「今は知っていること、やったことがある作業を増やすことが大切。失敗してもいいから、いろいろな経験をしてごらん」と言われました。それからは、初めての作業や難しいと思うような作業でも、苦手意識を持たずに積極的に挑戦できるようになりました。
- こと
- エピソード
- 短期間で身に付けた知識と対応力
- 1年目は「若手のうちは製造工程の経験を積んだほうがいい」という会社の方針があり、製造から単体試験を経験できるプロジェクトに3カ月に1回のペースで異動しました。プロジェクトごとに作業の進め方が異なるので、まず初めにルールや全体の流れを確認して、わからないことは先輩に確認するようにしました。その結果、異なる環境に臨機応変に対応できるスキルを身に付けることができました。
- 目まぐるしく過ぎた1年
- 挑戦できる自分に
入社して1年間は初めての作業ばかりで、自身の成長をあまり感じることができず、不安に感じていました。しかし、複数のプロジェクトを経験したことで、沢山の先輩社員からアドバイスをもらうことができ、いろいろな仕事のやり方、考え方を学ぶことができました。入社前の私は、自分から新しいことに挑戦するのが苦手でした。でも、異動のたびに変わる環境のなかで新しいことに挑戦し続けたことで、「せっかくなら挑戦してみよう」と思えるようになり、何事にも前向きに挑戦できるようになりました。
Career story
02
入社4年目
- ひと
- エピソード
- 後輩と一緒に成長するアドバイザへ
- 新人を指導するアドバイザに任命された時は、自分の知識や経験で大丈夫だろうか?と不安に思う一方で、挑戦したい気持ちもありました。そんな時、先輩社員から「すべて完璧に答える必要はないよ。困っている時に一緒に考えて、後輩と一緒に成長していくアドバイザでもいいじゃない」と言われました。答えを教えるだけでなく、困っている時には一緒に考え、解決の仕方を伝えるよう心掛けました。後輩社員が成長していく姿を見て、喜びとやりがいを感じました。
- こと
- エピソード
- 指示ミスで先輩としての責任を自覚
- アドバイザとして新人社員の作業や課題、成果物の確認を任されたことで、仕事の範囲と内容が変わりました。それまでは、自分が担当する業務をこなせばいいと考えていましたが、新入社員に依頼した作業で、私の確認が漏れていたことが原因で作業ミスが起きてしまったときに、先輩として言動に責任を持たなくてはいけないと強く感じました。
- 育成を通して学んだ1年
- 自分の思いをもった「仕事」
これまではただ自分のタスクを「作業」としてスケジュール通りに遂行するだけでしたが、アドバイザや作業管理、課題管理という業務を行っていく中で「自分はどうしたいのか」を常に考えるようになり、自分の思いをもった「仕事」をできるようになったと感じています。自分の思いを持つというのは、今でも仕事をするうえで大切にしていることです。
Career story
03
入社7年目
- ひと
- エピソード
- チームをまとめるのがリーダーの役割
- 初めてプロジェクトリーダーを担当し、スケジュール通りに完遂させなければならないというプレッシャーを感じていました。思うように作業が進まないため上司に相談をしたところ「困った時こそのチーム。一人で抱え込まないで、メンバーを巻き込んでごらん」とアドバイスしてくれました。その一言のおかげで、リーダーの仕事は一人で全てを解決することではなく、メンバーの力を束ねることだと気付くことができました。メンバーと日々のコミュニケーションを大切にし、知識や経験が足りないところはメンバー同士で協力し合うことで、チームが1つになり、予定通りプロジェクトを完遂することができました。最後までやり遂げることができた時には、達成感とメンバーへの感謝で胸がいっぱいになりました。
- こと
- エピソード
- 実作業から管理業務への転換に戸惑う
-
リーダーになると、メンバーのスケジュール管理から課題への対応など、実作業から管理業務へと仕事の内容が変わり、最初は戸惑いを感じました。初めてリーダを担当したプロジェクトではスケジュール遅延が発生してしまっていたため、なんとか遅れを取り戻そうと既存の機能については確認を疎かにしてしまっていました。
そんな時、お客様から既存の機能についても確認を行うよう指摘をされてしまい、スケジュール遅延を取り戻そうとするあまり、品質という観点を疎かにしてしまっていました。管理業務は納期を守るだけでなく、品質についても担保していかなければいけないと学ぶことができました。
- 俯瞰する大切さを
知った1年 - 大切なのは環境と関係の構築
初めてリーダーを担当したプロジェクトでお客様と話す機会を持てたのは、とてもいい経験になりました。プロジェクトは私たちのチームと協力会社、お客様を含めて大勢の人が関わり、協力することで前進し、形になり、成果を生むことができるのだと気づくことができました。メンバーが働きやすい環境づくりのために、そしてお客様とチームの橋渡しをするために、社内外の人々とより良い関係性を築くのもリーダーの務めであることを学びました。
これからのキャリアに向けて
様々な仕事を経験し、
今後のキャリアを
決めていきたい
リーダーを担当したプロジェクトは、チームも少人数で開発期間が短かったので、大勢のメンバーが長期にわたって関わる大規模開発のリーダーを経験してみたいです。課題や面白さも違ってくると思います。そして、将来はPMとしてプロジェクト管理に携わりたいと思っています。自分の力でプロジェクト全体を調整したり、お客様との関係性で新しい案件を受注したりできるところに魅力を感じています。ただ、ものづくりも楽しくて、新しい技術や知識をもっと学びたい気持ちもあります。まだ経験が足りていないと感じているネットワークやミドルウェアの勉強もして、スペシャリストとして技術を極める道にも魅力を感じます。最終的にどちらへ進むかは今後たくさんの仕事を経験してから考えたいです。その時がターニングポイントになると思います。