Business

決済情報サービス事業の仕事

人とサービスをネットワークでつなぐ

決済情報サービス事業について

事業部の名称の通り、ビジネスや暮らしの決済に関わるネットワークサービスを自社サービスとして提供しています。利用者がコンビニエンスストアの店頭で支払った料金の収納情報をリアルタイムに企業に通知するコンビニネットワークサービス、全国の金融機関と企業を結ぶ金融機関ネットワークサービスに加えて、最近ではペーパーレス決済にも注力しており、決済を通じて社会インフラの一部を担っています。
一般的なシステム受託開発業務(SI)とは異なり、サービスの企画・検討から開発、開発後の保守、運用まですべてを実施しているのが決済情報サービス事業の特徴です。自社でASP(Application Service Provider)を開発・提供していることから、システム開発の最上流から最下流まで、SEとして全てを経験できることも大きな魅力になっています。

ビジネスフロー

企画力を強みに、システム開発の上流から下流まで全てを自社で提供します。
開発後の保守・運用から機能追加やマイナーチェンジ、次期開発に向けた計画立案もスムーズに実行できます。

課題と解決

課 題01

課 題
マイペイメントが応えた課題

企業から利用者へ料金を請求する方法として、払込票を送付してコンビニ等で徴収するという方法(コンビニ決済)があります。しかし、企業にとっては払込票の印刷や利用者への郵送にかかる手間とコストが重荷になっていました。利用者にとっても、支払いには払込票を持っていく必要があり、面倒なうえに紛失などにより支払いが遅延することもありました。この課題を解決し、企業と利用者双方の利便性を高めるソリューションが求められていました。


解 決
企業と利用者をペーパーレスでつなぐ

コンビニ決済の課題を解決したのは、従来の払込票を使わずにスマホなどの代替方法によりコンビニで料金の支払いを可能にするペーパーレス決済サービス「マイペイメント」でした。
「マイペイメント」は、企業にとって単なるコスト削減だけではなく紙の消費量を削減し、森林の伐採を減らしてCo2排出量の削減を目指す環境活動の一環であり、持続可能な社会づくりに貢献するサービスです。

Voice
メンバーの声

H.M
決済情報サービス事業部
サービス開発部 担当部長

当社の事業の柱であるコンビニネットワークサービスは、日本全国のコンビニエンスストアで支払われた収納情報を24時間365日リアルタイムに請求元の企業に通知する国内唯一のサービスですが、払込票を紙で印刷する必要がありました。そこで、紙資源を使わずにスマホで簡単に決済できる「マイペイメント」を提供して、ペーパーレス化のニーズに応えたのです。利便性の高い社会インフラの構築と環境負荷の削減を実現した画期的なサービスであると自負しています。
開発チームには先輩後輩の垣根を超えてコミュニケーションをしっかり取れる文化があり、メンバーがそれぞれの強みを生かしながら協力して新しい価値創造に挑んでいます。

課 題02

課 題
金融機関ネットワークサービスが応えた課題

公共料金や電話料金など、企業が料金回収を行う際の手段として最も一般的なのは、利用者の銀行口座からの口座振替です。
そのために企業は複数の金融機関に対して口座振替を依頼し、振替結果(引き落とし不可 等)を受領する必要があります。この煩雑な手続きを効率化するのが企業の課題でした。


解 決
企業の料金回収をアウトソースにつなぐ

当社の金融機関ネットワークサービスを利用すれば、企業は口座振替に必要な金融機関とのやり取りをアウトソーシングすることができます。
このサービスは、もともとNTTの電話料金請求時の口座振替を効率化するために生まれました。
現在は電気、ガス、水道などの公共料金や生命保険、クレジット、放送などの大手企業も利用しています。

Voice
メンバーの声

C.T
決済情報サービス事業部
サービス開発部 担当部長

昨今、SDGsという言葉も一般的になりましたが、NTTではグループ全体で社会貢献に向けた取り組みを進めており、決済情報サービス事業としては企業のDX化の推進に寄与することで貢献できると考えています。そのためにも、ペーパーレス決済「マイペイメント」の更なる拡大や、新たなサービスを企画、開発し提供することで、持続可能な社会に貢献しながら、社員がさまざまな経験、仕事を通じてキャリアアップできる組織を目指します。まだ課題も多く目指す姿を実現するまでは時間、労力も必要ですが、10年後、20年後の未来に向けて、社員一丸となって頑張っていきたいと思っています。