People​

情報システム事業の社員

成長を促す環境づくり

情報システム事業部の若手社員は、小~中規模の短納期プロジェクトを数多く担当することにより、幅広い知識と技術を習得してエンジニアとしての成長を実現しています。コロナ渦を経て働き方がリモート主体になったことで、開発案件全体を管理するPM(プロジェクトマネージャー)はコミュニケーションの活性化に注力し、経験や役割の異なるメンバーが最大限に力を発揮できる環境づくりに配慮しています。プロジェクトを統括してメンバーの成長を支えるPMと、その下で開発チームをまとめるリーダー、入社3年目の新人SEの3人に開発環境について聞きました。

Member

情報システム事業部 第一開発部

  • K.N(P)プロジェクトマネージャー
  • K.Nリーダー
  • T.K

Story 01

チームにおける担当業務・ポジション

K.N(P)
個性の違いを強みにチーム力を最大化
私が関わっているプロジェクトは、主に光回線サービスに関連したシステム開発と維持管理を行っています。開発チームのリーダーからPM(プロジェクトマネージャー)に役割が変わったのは7年ほど前でした。現在は課長として契約を含めて開発案件全体の管理を担当しながら、一部の案件でPMを兼務しています。私とプロジェクトに取り組んでいるチームは複数あって、入社から1~3年目の若手と30代、40代のベテランがほぼ半々というメンバー構成になっています。プロジェクトごとにチームのメンバーが変わるので、それぞれの背景や個性の違いを強みに変えて、パフォーマンスを最大化するための環境を整えるのが私の役割です。K.Nくんは入社後3年ほどで私の部署に異動しきて、T.Kくんは入社して配属されたのがこの部署だったので、ずっと2人の成長を見てきました。昨年、2人が参加したプロジェクトに私がPMとして関わって同じチームになったことで、その成長振りを間近に見られて嬉しかったですね。
K.N
チームリーダーとして「モノづくり」を推進
PMから直々に評価してもらえるのは嬉しいのですが、自分ではもっとリーダーとして成長しなければと思っています。前回この3人で担当したのは、お客様の設備管理に必要な情報をDWH(データウェアハウス)に収集・加工・蓄積するプロジェクトです。私はチームリーダーを務めて開発の進捗状況をチェックしながら、品質管理や成果物の確認を担当しました。私はもともと法学部の出身で、入社するまでプログラミングの知識もスキルもありませんでした。理数系は苦手でしたが大学で情報系の授業があって、エクセルの関数処理が面白かったので、IT業界を目指したという経緯があります。入社から10年経って振り返ると、営業職よりもシステムやプログラムといった「モノづくり」に向いているという、当時の自己分析は正しかったと思います。当プロジェクトの開発でT.Kくんとは初めてチームを組みましたが、コミュニケーションが取りやすくて、お互いにフォローし合えるいいチームでした。開発内容はシンプルだったけど、多種にわたるデータを大量に扱うものだったし、T.Kくんは初めて経験する工程が多くて大変そうでしたね。
T.K
初めて基本設計から納品までを担当
はい、初めての作業ばかりで苦労しました。プロジェクトの工程は要件定義、基本設計、詳細設計、製造(コーディング)、試験、納品、維持管理の順になっていて、私が当プロジェクトで携わったのは基本設計以降です。上司や先輩が整理してくれた用件をもとに設計書を作り、コーディングした後で成果物が設計書通りになっているか試験して確認するまでを担当しました。それまではプログラムのスキルを高めるために製造の工程を中心に担当していたので、基本設計から納品まで関わったのは、当プロジェクトが初めてです。システムの目的や設計思想など、プロジェクト全体の概要を理解したうえで業務に取り組めたので、自分としてはとても貴重な知識と経験を得ることができました。私も文系出身ですが、父がSEなのでITは小さい頃から身近な業界でした。ただ、SEは独力で自分のタスクをこなしていく仕事だというイメージを持っていたので、チーム志向の自分には難しいと思っていました。でも、就職活動の過程でプロジェクトにおけるチームワークの重要性を知ったことが、IT業界を志望して当社に入るきっかけになりました。

Story 02

プロジェクトのなかで乗り越えた壁

K.N(P)
リモートにおけるコミュニケーションに配慮
当プロジェクトの開発に限ったことではありませんが、PMとして常にプロジェクトチームのメンバー間のコミュニケーションを活性化させることを課題にしています。納品のスケジュールや成果物の品質を守るためには、認識のズレがないように情報を共有して、チーム全員が同じ目標に向かって進める環境を整えることが重要です。コロナ渦を経てリモート中心の働き方に移行したことにより、顔を合わせてコミュニケーションする機会は週に1回に減ってしまいました。でも、リモートワークは通勤にエネルギーを費やさないため、作業自体の効率は向上するというメリットがあります。それをうまく生かしながら、メンバーのモチベーションを高めるためには管理を徹底するだけでなく、個々の自律性を促してチームのポテンシャルを引き出すマネジメントが重要です。忙しい中でも、雑談ができる雰囲気が大切だと思っているので、チーム内の空気感に配慮しながら作業負荷が偏らないようにきめ細かく調整しています。
T.K
わからないことは仮説を立ててから聞く
K.N(P)さんのマネジメントが浸透しているため、チーム内のコミュニケーションに不自由を感じたことはありません。実はリモートワークができることは、私がIT業界を志望した理由の1つでもあります。私は大学生の時にコロナ渦が直撃した世代なのでキャンパスに通っていたのは1年生の時だけ。後の3年間はずっとオンラインで授業を受けていたため、リモートで働くことには全く抵抗を感じませんでした。ただ、実際に顔を合わせて話をしないと、細かいニュアンスが伝わりにくいことが多々あります。プロジェクトによって進め方や開発言語が違うため、戸惑うことも少なくありません。そういう時は知識や経験が豊富な先輩や上司に聞いて解決しています。質問するのは若手の特権だと思っているので、プロジェクトに後輩が入ってくるまでは最大限に行使するつもりです。もちろん、ただ質問するだけでなく自分なりに仮説を立てて、意見を求めるように心がけています。
K.N
相手のスキルに甘えずに伝える工夫を
プロジェクトを推進するうえで、コミュニケーションは私にとっても大きな課題です。何度もプロジェクトを共にしたメンバーや、長く仕事をしている協力会社の方だと、綿密な打ち合わせをせずに簡単に指示するだけで期待通りのアウトプットをしてくれます。しかし、パートナーシップを構築できていない相手に対しては、それでは通じません。海外の協力会社と仕事をした時に、今まではスキルの高い周囲のパートナーに楽をさせてもらっていたことを痛感しました。海外との業務では言語だけでなく、文化の違いも障壁になります。何かを説明する時には、音声だけでなくQA表や視覚に訴える資料、求める成果物のサンプルを作って見せるなど、さまざまなコミュニケーションの方法を考えました。その結果、意志の疎通がスムーズになり、認識の齟齬を減らすことができたと感じています。

Story 03

プロジェクトから得たもの、想うこと

T.K
業務を抱え込まず人に頼るスキルが向上
当プロジェクトに参加して幅広い業務を担当したことで、仕事の進め方についての考え方が変わり、周囲の力に頼るのがうまくなりました。プロジェクトは個人のタスクが積み重なった結果として完成するので、自分の担当業務は一人で仕上げなくてはと思いがちです。私も以前は自分の力で業務を完遂しなくてはという気持ちが強いものの、スキルが足りずに手を動かせなかったことがありました。その経験から、プロジェクトの流れを止めないために、何か困ったことがあったらオープンにして、誰かに助けてもらうべきだと学びました。わからないことを聞くだけでなく、作業そのものをフォローしてもらうのです。もちろん、与えられたタスクには責任がありますが、自分だけで100%仕上げる必要はないと気付いたら、余計なプレッシャーやストレスを感じなくなりました。もっと経験を積んで、チームを適切に運営するマネジメント力とメンバーの技術的な課題に応えられるスキルを持ったPMになりたいと考えています。
K.N
タスクを割り振ってチーム力を引き出す
年次が上がっていくと知識やスキルが身に付いて、割り当てられたタスクは独力でこなせるようになります。しかし、リーダーという役割に求められるのは、プロジェクトの進捗を見据えながらメンバーのキャパシティに応じてタスクを割り振っていくことです。人に頼むより自分でやった方が早いと考えて、どんどん仕事を抱え込んでしまうと自分自身がボトルネックになってしまう。メンバーにあまり負荷をかけたくない、という気持ちもありますが自分がパンクしては本末転倒ですし、メンバーの成長にも貢献できません。リーダーとしてプロジェクトを推進するために、いかに人を動かしてチームの力を引き出していくか。プロジェクトの経験を重ねて、そういう視点を持つようになったことが、自分自身の成長に繋がっていると思います。リーダーになって少しずつ手を動かす機会が減っていますが、プロジェクト全体のマネジメントをしながら、メンバーが困った時には助けられるだけのスキルを持つことが目標です。
K.N(P)
AIほか先進技術の導入を見据える
私は理系の出身ですが金属材料を専攻していたので、大学時代に学んだことが業務に生かせた経験はほとんどありません。でも、研究で培った論理的思考や問題解決のアプローチは、プロジェクトにおける課題の対応や原因の分析に役立っていると思います。重要なのは「どうすれば問題を解決できるのか」「なぜこの方法を選ぶのか」といった論理的思考です。文系、理系を問わずに、2人のようにチームワークを大切にして、課題を主体的に解決する姿勢がプロジェクトを推進する力になります。これからもPMとしてメンバーをまとめ、プロジェクトを完遂する組織マネジメント力を磨くために努力します。そのうえで、AIをはじめとする新しい技術をいかに取り込んでいくかを考えたいと思っています。開発にはさまざまな制約が伴うためすぐに導入はできませんが、常に先端技術へアンテナを張って知見を広げておく必要があります。文系や理系を問わず、未知の領域や新しい技術に対して常に興味を持ち、学び続ける姿勢を持つ人なら当社で活躍することができます。